京都老人福祉協会は京都の伏見で福祉事業を展開しております

京都老人福祉協会とは?

京都老人福祉協会の理念

創造と貢献

信頼
誰もがあんしんして暮らし続けられる地域社会を創る

少子高齢化がかつてないペースで進む日本。この時代だからこそ、私たちには、新たな知恵が求められています。「不安があるから施設に入る」—その受け皿を提供するのは当面の課題です。しかしそこに止まるのではなく、さらにその先を見ていくべきです。例えば、大規模な施設に頼らずに「地域の中であんしんして暮らすにはどうすればよいか」というテーマに正面から向き合うこと。今いる地域の中で不安なく暮らせるなら、ご本人の生活の質も維持することができるでしょう。
そこに思いを巡らせていくと、克服すべき課題は、特定の人だけのものではなく、もはや地域全体に共通する問題になっていることがわかってきます。高齢者だけでなく、児童や障がいを持つ方や子育て中のお母さんや悩める若者、そんな「誰も」があんしんできる地域づくりが、いま必要です。そういった取組みを、私たちならではの「押し付けがましくない福祉」という考え方で、地域からの信頼をより醸成していくこと。それがこれからの京老の使命であると考えています。

先駆
社会の要請に応え、福祉の発展に寄与する

福祉の側から独創的な知恵を出していくこと、新しいものを作っていくということは、決して楽な道ではなく、時には社会を変えていくことになるかもしれません。私たちはとかく現行制度の枠内で、物事を発想しがちです。しかし、「これではまかなえないよな」と思える事象があれば、それは制度が現実に対応しきれていないのかもしれません。現行の制度に懐疑的になれと言っているのではありません。大切なのは「今ある課題を解決するために何か必要か」を見きわめること。そしてそこからあるべきサービスを創り込んでいくこと。正しい方向を向いていれば、制度は後からついてくるはずです。制度に合わせて人の暮らしを変えるのではなく、社会の要請に応える福祉的ニーズを読み解き、こちらからいち早く提案していきたい。そのような意志を持つ私たちは、「先見性」を大切にしたいと強く願っています。
またさらなる10年後、制度がどのように変わっていくのか。私たちは先駆者として、そのことに大いに関心を持つべきなのです。

尊厳
尊厳を持った質の高い生活を支えられる

私たちがこの10年の間の社会状況から学び、課題として捉えなおした「福祉のあるべき姿」。それを実際の形にしようという動きは、すでに始まっています。昨年はご存知のように、ワークパートナー「YUI」の開設やデイサービス・保育園・障がい児放課後デイを複合させた「藤森センター」が始動しました。これらの展開は「地域の中でのあんしん」ということを、一つの形に実現したものと受け取っていただいてよいと思います。
そしてその上で、誰もが地域の中で「QOL」をできる限り維持し続けられること。これは「尊厳」という理念につながっていきます。尊厳とは、その人らしさを保つこと。その人にとって尊重されるべきこれまでの生き方を大切にしてあげられること。「いつも眺めていた中庭を見ながら過ごしたい」と願う方に、どうすればその思いを満たしてもらえるのか。それを支える社会的なアプローチを、福祉の側から知恵を絞り、実践していこうというのがこの理念の趣旨です。

共同
地域社会と連携し信頼される法人・職員となる

社会福祉法人とは、地域の中で生きていくことが宿命付けられている存在です。私たちはこれからも伏見の中で活動していきます。当然のことですが、地域に立脚した事業は、地域から信頼されないと、やるべきことも容易にはなし得ないものです。法人だけでどんなに頑張ろうと、地域の皆さんのご協力なくしては成就できないことはたくさんあります。私たちには、多くの方に味方になってもらい、応援してもらえるようになることが求められています。それだけに私たちは、短期的な収益性を追求するものではありません。事業活動から生み出される利益とは、第一に「地域からの信頼」であると考えてください。
私たちは、ここ伏見の地において、古くからの活動実績を持ち、一定の信頼を得、地域になくてはならない「共に生きる」存在であり続けたいと思っています。それが、伏見の福祉にとってもよい状況を生み出すことになることを願ってやみません。