困ったときには。@なないろ

じめじめした梅雨が明け、本格的な夏がやってきましたね
なないろに来てくれている子どもたちからは、
「お泊り保育でキャンプファイヤーしたよ」
「幼稚園なつやすみ!」
「みんなでプール行った!」
など、夏らしいお話を聞かせてもらうことが増えました
キラキラした目をしてお話してくれる子どもたちを見て、
職員もうれしくなる今日この頃です

なないろでは、育てていたカブトムシが大きくなり、
子どもたちが観察したり、遊んでみたりしています

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さて、なないろのブログでは、「伝える」ことについて
“お伝え”することが増えてきました。 
今回は、「困った」を伝えることについてです。

子どもたちと接していると、
「困った」が伝えにくいのかな、と感じることがあります。

難しいことに直面して、固まってしまう。
お友達とのやり取りで思わず手が出てしまう。
表れ方は様々ですが、「困った」という感情が裏にあり、
どう対処すれば分からなくて、
固まったり、手が出てしまったりするようです。

「困った」という感覚が分かりにくいこともあります。
涙が出たり、イライラしていても、
なぜそうなっているのか、
子どもは自分では分かりにくいことがあります。

では、「困った」ときにはどうすればよいのか。
なないろの子どもたちに身につけて欲しいのは
「お母さん・お父さんを呼ぶ」
「保育園/幼稚園の先生に言う」
つまり、「助けを求める」
ということです。

大人になると、困ったことに対して
うまくやり過ごせるスキルを身につけていますが、
それは客観的な状況判断ができないと難しいことです。
(自分の行動を客観視できるようになるのは
  もっともっと後になってからと言われています)

「おかあさーん!!」「わかりません。」
とその場で助けを求められれば、
失敗することやさらに困った状況になることを避けられます。

困っていたけど助けてもらえると、
大人との信頼関係も深まります。

なないろでは「困った」のサインを丁寧にキャッチし、
伝えてくれることをしっかり受け止めていきたいと思います

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