相手の気持ちを考える。。@なないろ
晴れたり雨が降ったり、天気の移り変わりが多いこの時期ですね
室内や戸外に関係なく、子どもたちもなないろの職員も汗ばみながらも
日々色々な遊びを楽しんでいます。
さて、6月11日になないろの保護者学習会を開催しました
ご参加いただいた保護者の皆さん、ありがとうございました!
萩原先生を講師にお招きし、大人・子ども、両方の立場から、
いろいろなシチュエーションでの「都合=気持ち」を考えました
なないろの受付・保護者のお部屋にまとめをおいてありますので、
ぜひご覧ください!
今回の学習会では「相手の気持ち」を考えることがメインでした。
実はこれ、保護者の皆さんだからできたことなのです
なないろに来ている年齢の子どもたちにとって、
「大人の気持ち」「お友達の気持ち」を考えるのはとても難しいことです。
「〇〇ちゃんもおもちゃとられたらいやでしょ!だからとっちゃだめ」
「叩かれたらいたいでしょ、だから叩いちゃだめ」
という声掛け、よく聞かれますが、この声掛けは、
「相手の立場に立つ」ことができている場合に有効ですね。
まだ相手の気持ちがわかる段階にいない子どもたちにとっては、
「わけのわからないことを言われている!」という感じかもしれません
なないろでは、場面の状況や、相手の気持ちをわかりやすく子どもたちに伝えること、
そして、その時の本人の気持ちを丁寧に読み取ることを大切にしています。
この「他者にわかってもらえた」という経験を丁寧に、着実に積み重ねることが、
相手の気持ちをわかるための大事な土台になります。
大人でも、「この人、私の気持ちわかってくれるなー」という人の気持ちは、
わかってあげたいな、って思うような気がしますよね
日々の生活の中で、1つ1つの行動の裏側にある気持ちを考えるのは
なかなか難しいかもしれません。
切り抜けるのが難しい場面、毎回対応するのに困る場面から、
子どもたちの気持ちを考えるきっかけになるといいなと思います。
保護者のみなさんが気付いた「子どもの気持ち」、
なないろの職員にも教えてくださいね