みんなで遊ぶと楽しいね パート2
前回のパート1の続編、パート2です
前回の投稿を少し振り返り・・
なぜ集団に参加しにくいのか考えました。子どもたちそれぞれに理由がありますね。
理由がわかり、どのような支援が出来るか探ることが大切ではないかとお伝えしました
個人から集団参加する際に、「みんなで使う物(場所)」、「相手の気持ちはどうか」等の
自分以外の他者とのルールの共有をする機会が出てきますね
相手の物、気持ち、一緒に〇〇する等がわかりにくいと
「集団への参加が難しい」、「相手のことが理解しにくい」と、とられがち。
発達段階の中で自分と相手を区別する段階があり、そこから他者に要求する、他者の要求を聞くことにつながっていきます。
まずはお子さんがどの段階であるか見てみましょう。
本人の気持ちを尊重することは大切。しかし何でもOKにしてしまうことは、時に危険な行動につながります。
大人が決めるべきこと、子どもが決めていいことを分けて決めておくと良いですね。
すでに誰が決定するかを誤解している子には誤解を解くように伝えていく努力も大切です。
何でも自分で決めてしようとする子は、人と一緒に活動した経験が乏しいことがあります。
一緒に活動する・ペースを合わせる活動として、一緒に歩いてみることはいかがでしょう。
ペースを合わせることを知らせたり、周囲の景色から発見する楽しみを共感できたりします。
なないろでは大人のフォローのもとで小さな集団の活動を行うことにより、
子どもたちが他者と関わる楽しさ・心地よさを感じて、大きな集団での行動に繋がってほしいと考えています