なないろで研修を行いました!
久しぶりの更新になりました
朝晩の冷え込みが厳しくなり、すっかり秋めいてきましたね
運動会を終え、少し心の余裕を取り戻してきたお子さんも多いかと思います
中には2度運動会が延期になる園もあり、
子どもも大人もドキドキした10月でした。
さて、そんな10月、なないろで2回の職員研修を行いました
今回は少し、その内容をお伝えしようと思います
1度目は、以前、保護者学習会にも来ていただいた
作業療法士の萩原先生にお越しいただき、
作業療法のセラピーを実際に見て感じてみようという内容でした。
特に私がすてきだな、と感じたのは、
「子どものしたいことを否定せず受け止め、
それを丸ごとセラピーとして成立させる」
という姿勢でした。なないろでも取り入れていきたいことです。
また、なかなか落ち着きにくいお子さんに対しては、
①固有受容覚(筋肉や腱、関節の中にある感覚のセンサー)を使う
=ギュッとクッションやマットで包んで圧を加える、など
②認知機能を使う
=質問をする、クイズを出す(=頭を忙しくさせておく)
ことが有効だということを教えていただきました。
普段今すべき行動に移る前に、別のことが気になってしまう場合は、
その行動をし始めるまで、質問を出し答えてもらうことをしておくと、
行動が逸れにくいそうです。試してみたいですね
2度目は、子どもたちの心の育ちから支援を考えようというものでした。
子どもを育てる際には、「力をつけようとする働き」と「心を育てる働き」があり、
まずは子どもの心を育てて、そこに力をつけることが大切だということ。
子どもたちそれぞれに独特の見え方・感じ方があるので、
「どんなふうに感じているのか」を意識しながら関わるということ。
体験も交えて、職員みんなで考えました。
子育てをしていると、いつもは可愛い・大切な我が子のことも、
何か問題が生じたり、イライラしている時には、
「どうしていつもこんなことするの!?」「なんでこんなに自信がないの?」と
子どものことがわからなくなることがあります。
「どんなふうに感じているのかな?」と子どもの目線に立つことが
子どもとの信頼関係を深め、自己肯定感を高めていくことになるのだなと
改めて感じさせられました。
なないろでは、法人内の子ども分野(こども園、放デイ、つどいの広場)の
職員が集まり、定期的に研修を行っています。
また、保護者の方にも知っていただきたい内容は発信していきたいと思います