なないろ10周年☆彡
🎉今年はなんとなないろ10周年👧👦👩👨✨
4月にこの10年間の過去のエピソード の振り返りを投稿させていただきました。
今回は、パート2をお届けします。
パート1をまだ見ておられないという方は、そちらもぜひチェックしてください😊
【おかあさんがわかってくれるっていいな、と思ったDさんのはなし】
卒園して1年がたち、卒園児イベントに参加した、当時6歳のDさん。その後の学校の様子をおかあさんに伺いました。実は学校で少し困っている、とお母さん。でも必ず理由があると考えてDさんに話を聞き、学校の先生が全て見きれないと理解されながらも「理由を聞いてもらいたい」と、伝えられたそうです。なないろに通っておられたときは、Dさんの行動を見て「何でこんなことするんやろ・・」と、困っておられたお母さん。『理由がある』ことがわかって、できることや良いところに着目できるようになった、と伺いました。文字を書くことが苦手だったDさんが、旅行に行った先で旅館の仲居さんにお礼を伝えたい気持ちを抱いたため、お母さんが手紙を書くことを提案したところ、文字を書くことが好きになったことを嬉しそうに話して下さいました。誰かに信じてもらうことは子どもたちの力になるんですね!
【思いやりにきゅん💗、としたEさんのはなし】
ふと、療育中にあそびのことを考えていた職員。「こわい顔してどうしたん?」と、Eさんが聞いてくれました。答えようとしたそのとき、「笑わせてあげる!!」と両足を服の下に入れて、しゃがみぴょんぴょんと跳んで見せてくれたのです!相手の気持ちを汲み取るだけでなく、笑わせてくれようとした優しい心に、きゅん💗とさせられました。
【待つことで、ゆっくり考えて伝えることができたFさんのはなし】
些細な友だちの行動がイメージと違うと大きな声を出すFさん。大人と1対1で話すと、言葉にして気持ちを整理できる力を持っています。ある日友だちに大声を出したあと、トイレで手洗いをしているときに、「いつも悪いことしちゃうねん」とボソリとFさんが言ったのです。大人が整理しなくてもその子の間(ま)で整理できた瞬間でした。そのあと急に走りだしたと思ったら、友だちのところに向かい「いつも悪いことしてごめんね」と、自分から伝えていました。なないろでは言葉を知らせることはあっても、何に対して謝るのかわかりにくい段階のお子さんに対して、『謝らせる』関わりは持っていません。相手の気持ちやどうして本人が怒ったのかを知らせたり、一緒に考えたりする関わりを持っています。Fさんの気付きと行動、すごいですよね!!また一緒に積み重ねていきたいな、と思ったエピソードでした。
保護者やお子様の嬉しいエピソードが、私たちのエネルギーになっています✨