一番仲良くなりたい人と。

久しぶりのブログ更新になりました。

気付けばもうすぐ12月。

クリスマスの雰囲気が近づいてきました。

 

今日は1つ、テレビドラマからの話題です。

発達障害を取り上げた番組がたくさん見られています。

ドラマでも、前クールでは「グッドドクター」という

自閉症スペクトラム障害の小児外科医が主人公のドラマがありました。

 

そして、今クールは「僕らは奇跡でできている」というドラマがあります。

障害名は出てきてはいませんが、その行動はかなり特徴的です。

そんなドラマの中で、心に刺さるやりとりがありました。

(ネタバレだったらすみません!)

 

「僕は、人となかなか仲良くなれませんから。

でも、一番仲良くなりたい人と仲良くなれたから、それでいいんです。

昔はその人のことが本当に大嫌いで、仲良くなろとしても無理で、

とにかく嫌いで毎日泣いてました。今はもう大丈夫です。」

 

「誰なんですか?」

 

「僕です。 昔の僕は僕が大嫌いで毎日泣いてました。」

 

どうですか?刺さりませんでしたか?

 

人と同じようにできなくて先生に怒られてばかりだった主人公を、

おじいちゃんが主人公にしかないいいところを見つけて褒めてくれた。

そして、

自分の個性を受け入れて、自分のことが好きになれたというストーリーです。

ストーリーも終盤、どういう展開になるかわくわくしています。

 

一番仲良くなりたい人、これを自分だと言えるのって、

とてもすてきで大切なことですね。

大人になればなるほど、「自分のことを好きでいられているか?」

自信を持ってYesと答えるのが難しくなるかもしれません。

 

なないろに来ている幼児期の子どもたちにとって、

この「自分を好きでいられるか?」はとても重要なテーマです。

「自尊心」「自己肯定感」という言葉、

聞かれたことがあるかもしれません。

これがお友達と仲良くしたり、社会で生きていくためにカギになります。

 

「お友達と仲良くしてほしい」

「落ち着いて過ごしてほしい」

「勉強が、スポーツが、できてほしい」…

 

ついつい大人の願いを子どもにかけてしまいますが、

フッとその気持ちを側に置いて、

子どもたちの大好きなこと、うれしいことを一緒に楽しむ中で

「いいところ」が見つけられるといいなと思います。

 

大好きなお母さん、お父さんにいいところを

たくさん見つけてもらえたら、

「自分のこと、大好き!」と思えるようになってくれます。

 

お子さんのいいところ、見つけて教えてくださいね。

 

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