「空気を読む」ってどういうこと?@なないろ

梅雨の憂鬱な天気が続いていますが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

なないろでの療育は、やっと従来の1時間半に戻り、

子どもたちの明るい笑顔であふれるようになりました

集団での活動も取り入れるようになり、

お友達との関わりも前よりずっと持てるようになってきました

 

先日の療育のひとコマ。

みんなが大好きなポケモンのクイズをみんなでしました。

いろんなアイディアを思いつく子どもたち。

ついつい我先にと考えを伝えてくれていました。

「今は〇〇くん、みんなは聞こうね」と

わかりやすく伝えることで、しっかり聞くことができる姿がありました。

 

大人になると、なんとなく、

「今は〇〇さんが話しているから聞いておこう」

「こんなこと思いついたから、この人が話し終わったら提案しよう」

と状況を理解したり、話をするタイミングをはかったりすることができます。

「空気を読む」っていうことです。

 

子どもたちの中には、

自分の壮大なイメージを表現することに一生懸命だったり、

自分の思いを表現するのに精一杯で、

その「空気」っていうのがわからない場合がよくあります。

 

なないろでは、その気持ちに共感しながら、

「今、自分は聞くときなのか、話すときなのか」を

わかりやすく伝えるように意識しています。

そして、しっかり聞けたことをフィードバックする関わりをしています。

 

このことと一見矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、

自分の話をしっかり聞いてもらえる経験を積み重ねることは、

他の人の話を聞くことができるベースになります。

 

ルールを本人にわかるように伝える。

本人の話をしっかり聞く。

この「さじ加減」がポイントだなと感じます。

 

子どもたち一人ひとりにあった「さじ加減」、

それぞれの年齢や発達の様子によって異なります。

お子さんにピッタリのさじ加減、一緒に見つけさせてくださいね

 

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【なないろのお盆休みのお知らせ】

お盆の期間のお休みは、

8月9日(日)・10日(祝・月)・11日(火)です。

※8月12日(水)〜15日(土)は通常の療育です。

帰省やご旅行などでお休みをされる場合は、

早めにお伝えいただけるとありがたいです。

楽しい夏のお話を楽しみにしています

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